arrow ドット絵エディタでアクアボタンの描き方〜EDGE編〜

EDGEという優秀なフリーのドット絵エディタで、アクア風のボタンを作ってみようと思います。
といっても私自身技術が未熟なので、初歩的なやり方と思ってくださいませ。考え方が分かったら、OS付属のペイントソフトや他のお絵かきソフトでも応用がきくと思います。

EDGEはTAKABO SOFT NETWORK様からダウンロードすることが出来ます。

題材は←これです。
(ちなみに説明内で画像は2倍に拡大表示してあります。)

まずは完成図です。こんな風に仕上げます。
最初に大きさを設定しましょう。「新規作成」で縦横を20x20にしてOKを押します。 加工しやすいように、虫眼鏡で16倍くらいにズームをします。 そして「円形領域の選択」を選び、画面いっぱいに丸い選択領域をつくります。 左の図は分かりやすいように、黒で塗りつぶしました。
グラデーションで塗りつぶします。デフォルトのパレットでは白〜黒の色が豊富にあるので、それを利用しましょう。 オプションバーのグラデーションで「線↓」を選択し、パレットの中から左クリックで黒を選択、右クリックで白を選択します。そのまま「同色範囲の塗りつぶし(バケツツール)」で選択範囲を塗ります。
グラデーションで塗られた丸が出来ました。
丸の上の方に、光沢を入れましょう。またまた「円形領域の選択」で、丸の上半分ぐらいの位置に選択領域をつくります。 このままバケツツールで塗ろうとするとうまくいかないので、一度選択範囲の中を単色で塗りつぶします。左の図では、黒で塗りました。この中に光沢を作ります。
光沢は明るい色から暗い色へのグラデーションにします。パレットの中から、左クリックで明るい灰色を選択し、右クリックで暗い灰色を選択します。そして、先ほど黒で塗った箇所を「同色範囲の塗りつぶし(バケツツール)」で塗りましょう。
ここまでが左の図です。
下の方にもちょこっとだけ光沢を足します。これをしたほうが、アクアっぽくみえるみたいです。丸の下半分、に小さな丸い選択範囲を作ります。この作業は、上記した行程と、選択範囲の大きさ以外変わりません。選択範囲が決まったら、中を黒で塗りましょう。
黒で塗った箇所を、先ほどよりも明るい灰色(ほとんど白に近い)と、少しだけ暗い灰色のグラデーションで塗りつぶします。完成は間近です。
このままでも良いのですが、光沢と背景のグラデーションを馴染ませるため、最後にぼかします。完成間近のアクアボタンを選択領域で囲みます。方法は背景色以外を選択しても、円形領域の選択で囲っても何でも構いません。
選択をしたら、メニューの「イメージ」「特殊効果」「ぼかす」を適用します。結果が左の図です。
以上で完成です。長い説明にお付き合いくださり、ありがとうございました。
←文字入れしてみました。
*補足1 ぼかす際に、選択範囲をきめずにぼかしてしまうと、全体的にぼんやりしてしまうようです。もっと大きい画像なら綺麗に白背景と馴染むのですが、如何せん小さい画像なのでぼかしが強めにでてしまうみたいです。そんなわけで、わざわざ円で囲んでからぼかしました。
一方で、画像だけにぼかしを適用すると画像の縁でジャギー(ギザギザ)が少し目立ちます。その時はドットでアンチエイリアスをかけていくといいかもです。アンチエイリアスをかけないと、ギザギザは少し出ますが背景色に左右されない画像ができると思います。
*補足2 他の色で作るときは、パレットで出来るだけ多くの同色グラデーションを作っておくといいみたいです。
同系色で明るくしたり、暗くしたりする時(彩度を変える時)は、「円形 中塗りつぶし」や「長方形 中塗りつぶし」ツールを使います。オプションバーの「ペン効果」で「明るくする」「暗くする」を選択し、塗りつぶすだけでOKです。
例)

影をいれたり縁取りをしたりと、色々と試してみるといいかもです。